【アーモンドミルクとは?】栄養や健康効果・美容にいい理由を解説!
アーモンドミルクは、第3のミルクと言われオーツミルク・などと並ぶミルクです。原料はアーモンドと水からなる植物性飲料。 あっさりとコクがありほんのり酸味と自然な甘み。アーモンドの栄養素をまるごと摂れるので、ダイエッターさん、健康意識の高い皆さんもとっても興味深いヘルシー飲料です。アーモンドミルクとは何なのか、どんな飲み物でどんな特徴があるのかをご紹介します。
アーモンドミルクとは?
アーモンドミルクの歴史
アーモンドを水と一緒に攪拌し、搾られた液体のことをアーモンドミルクとよびます。動物性牛乳、植物性豆乳に続き「第3のミルク」としてコンビニ / スーパーでも不動の地位を確立しています。アーモンドミルクが生まれたきっかけは、規格外のアーモンドを商品にするため開発されたそうで、乳糖不耐症の方、乳製品アレルギーの方、ヴィーガンの方が動物性牛乳の代替品として初めは取り入れることが多かったのですが、いまでは美容や健康にも良いとして注目を集めています。 "食の多様化" が常識になっていく中、世界中でラテやカプチーノにアーモンドミルクをリクエストできるカフェが増え、スムージーやロースイーツを提供する飲食店も増えてきています。
このようにアレルギーの方にも、アーモンドミルクは様々な選択枠のひとつとして豊かな食生活を送る上でも一役買っているわけです。
植物性ヘルシー対決:アーモンドミルクと豆乳の違い
・カロリーが低いのはアーモンドミルク。
・豆乳に含まれるタンパク質の含有量は高い。
・脂質の含有量は両方ほぼ同じだけれど、豆乳には飽和脂肪が含まれており、アーモンドミルクには含まれていない。豆乳のほうが脂質の含有量はわずかに多いが、アーモンドミルクには、中性脂肪を管理する一価不飽和脂肪酸が多く含まれている。
・豆乳はナトリウムの含有量が低い。
どちらも健康効果は高いけれど、アーモンドミルクはずばぬけて体に良いというのがわかります。アーモンドミルクは、豆乳よりもカロリーや脂肪分の含有量が少なく、ナトリウムの含有量は多い。栄養強化されていない豆乳には含まれていないミネラルやビタミンも、アーモンドミルクには天然にそれらの栄養が含まれています。
アーモンドミルクの栄養素5つ
「天然のサプリメント」なんて言われるほど栄養があるアーモンドは、砕くと更に成分が抽出されやすく、アーモンドミルクになると栄養がよりスムーズに摂取できるようになります。
『 食物繊維 』
食物繊維が豊富に含まれており、排便作用があり快適な便通を促し、便秘解消にも役立つとともに、善玉菌のエサとなり腸内環境を整える効果を期待できます。
『 ビタミンE 』
アーモンドのビタミンE含有量は、さまざまな食品の中でもトップクラス。ビタミンEは強力な抗酸化作用で老化の予防に役立ち、美容と健康の強い味方になってくれます。なんとアーモンドに含まれるビタミンE(α-トコフェロール)は、ゴマの約300倍! ピーナッツの約3倍!
『 カルシウム 』
「カルシウムといえば牛乳!」というイメージがあると思いますが、アーモンドにも実はカルシウムが豊富に含まれています。骨や歯を形成する大切な栄養素のカルシウムは、丈夫な骨や歯を形成するために必須です。
『 オレイン酸 』
オレイン酸は不飽和脂肪酸の一種で、悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを維持する働きがあるとされ、中性脂肪やコレステロールによる脂質異常症の改善、生活習慣病の予防をするお手伝いをしてくれます。このように、現代人が不足しがちな栄養素が取りやすいアーモンドミルクですが、それとは裏腹に、カロリーや脂質(特に飽和脂肪酸)は、牛乳や豆乳と比べて少ないのが嬉しいポイントです。オレイン酸の含有量は、ゴマの約1.8倍! ピーナッツの約1.5倍だそう!
『 亜鉛 』
亜鉛は体内に存在する酵素の構成成分として活躍するほか、タンパク質の合成にも関わっています。
アーモンドミルクの健康効果3選
アーモンドミルクは身体を健康に保つために必要な様々な栄養素が含まれています。上記に書いてあるように便秘にいいといった効果以外にも効果があるのでご紹介します。
* 生活習慣病予防
アーモンドミルクには、「ビタミンE」、「オレイン酸」や「食物繊維」が豊富に含まれています。
ビタミンEには抗酸化作用があるため、生活習慣病の予防が期待できると言われています。私たちは日頃から、紫外線やストレス、喫煙、大気汚染物質などを通して酸化ストレスにさらされています。酸化ストレスがかかることにより、体内の酸素が活性酸素に変化し、活性酸素が過剰に発生すると、体の細胞を傷つけてがんや動脈硬化など生活習慣病の引き金になってしまいます。ですが、ビタミンEは活性酸素に電子を与えて無害化してくれるため、細胞を活性酸素の攻撃から守り、結果として生活習慣病にもかかりにくくなるようにお手伝いをしてくれます。また、オレイン酸は、コレステロール値を下げ、動脈硬化を予防する生活習慣病の予防に役立ちます。 糖の吸収を緩やかにするため、糖尿病の予防にも寄与します。
* 妊活サポートや生理不順に有効
アーモンドミルクに豊富に含まれるビタミンEは、もともと動物研究で不妊を解消する栄養素として発見されたビタミンで、妊活に深い関係のある栄養素です。女性ホルモンの分泌を調整してホルモンバランスを整えてくれるほか、月経前症候群(PMS)や月経痛、生理不順などに有効だと認められています。また、ビタミンEには血流を促す作用があり、冷えを防いで生殖機能のはたらきを高めることにも期待できます。さらに、前述の抗酸化作用もあるため、卵子や精子の質を維持するのに役立ち、妊活中のカップルにも効果的です。
* 冷え性・肩こり改善
ビタミンEには毛細血管を拡張させて血流をよくする作用があり、冷えや肩こり、頭痛など、血行不良に由来する症状の緩和に効果的とされています。逆にビタミンEが不足すると血行が悪くなり、冷えやすくなるほか、肩こりや頭痛の原因となります。寒くなると、アーモンドミルクで作ったホットココアやラテ、ミルクティーなどで体を温めながら血の巡りをよくして、冷え性対策をするのもいいかもしれません。
* ダイエット・美容効果
アーモンドに含まれる栄養素は明日の自分を作ってくれる手助けをしてくれます。アーモンドミルクは低カロリーで、ダイエットに最適です。ビタミンEが豊富で、抗酸化作用により肌の老化を防ぎ、シワやシミの予防に役立ちます。カルシウムとビタミンDも含まれており、骨の健康をサポートします。詳しくは次のダイエットや美容にいい理由で説明します。
アーモンドミルクがダイエットや美容にいい理由3選
アーモンドミルクを選ぶ理由として、ダイエットや美容への効果もよく挙げられます。
実際にアーモンドミルクはダイエットや美容にいい食品なのかについても、掘り下げてお話ししていきたいと思います。
* 低カロリー・低脂質・低糖質
アーモンドミルクはカロリー数(100ml当たり)で言うと「牛乳(69kcal)>豆乳(47kcal)>アーモンド(15kcal)」で、牛乳や豆乳と比べてかなりカロリーが低いです。糖質と脂質の含有量もとても低いため、牛乳や豆乳の代わりに取り入れると、摂取カロリーに加えて糖質と脂質の摂取量を抑えることができるため、ダイエットが気になる方にもおすすめです。
* 便秘対策・食べ過ぎ防止
ダイエット中は食事量を減らしがちですが、食事量が減ると食物繊維の摂取量も不足して便秘になってしまうことがあります。便秘は代謝の低下や、体脂肪の蓄積にも繋がってしまうことがありますが、アーモンドミルクに含まれる「食物繊維」は整腸作用があるため、ダイエット中の便秘対策に役立ちます。牛乳には食物繊維が含まれていないため、牛乳をアーモンドミルクに置き換えることで、食物繊維の摂取量を増やすことができます。また、アーモンドミルクに含まれる食物繊維には摂取後に血糖値の急激な上昇を抑える作用もあります。食事の前にアーモンドミルクを飲むと血糖値を緩やかに上げるお手伝いをしてくれるため、食後の満腹感が続きやすく、食べ過ぎ予防にも一役買ってくれます。
* 肌を健やかに保つ
さらにアーモンドミルクには、前のカテゴリーで紹介したようにビタミンEと亜鉛が豊富に含まれています。亜鉛が不足すると、味覚障害や抜け毛、肌荒れなどの症状が出ることがあります。ビタミンEや亜鉛にはエイジングケアや美肌作りに効果的な栄養素です。ビタミンEは、様々な害を与える活性酸素からカラダを守ると言われています。ビタミンEは強力な「抗酸化作用」をもっているため、肌のシミやシワの原因になる活性酸素の増加があげられますが、その活性酸素のはたらきを抑える効果が期待でき、肌を美しく保つサポートをしてくれます。また、ニキビができる原因として、ホルモンバランスの乱れや冷えによる血行不良が挙げられます。アーモンドミルクに豊富なビタミンEはホルモンバランスを整えたり、血行を促す作用があるためニキビ対策にも役立つため、肌荒れの少ない肌作りのお手伝いをしてくれます。さらに血行促進作用もあり、血流がよくなることで細胞の新陳代謝が活発になるため、肌が正常にターンオーバーされ、美肌効果も期待できます。
アーモンドミルクを飲む時の注意点
アーモンドアレルギーに気を付ける
アーモンドアレルギーは、アーモンドに含まれるタンパク質に反応する免疫系の過剰反応です。アーモンドは健康に良いとされる栄養素を豊富に含んでいますが、アレルギーを持つ人にとっては危険な食品です。食品ラベルをよく確認し、アーモンドやアーモンド由来の成分が含まれていないかをチェックしましょう。特に加工食品や調味料、菓子類などにアーモンドが隠れていることがあります。アレルギー反応が起きた際に備えて、適切な応急処置や医療機関の情報を常に身近に置いておきましょう。特に重篤な症状が現れた場合には、速やかな医療対応が必要です。
アーモンドミルクの飲み過ぎに注意する
アーモンドミルクは低脂肪・低糖質ではありますが、やはり飲み過ぎはそれなりにカロリーを摂ってしまいます。1日200mlを目安に飲みましょう。アレルギーをもっている人は、飲みすぎることで発症する恐れもあります。また、ビタミンEの過剰摂取となりますと骨粗鬆症になる可能性もあるので気をつけましょう。
アーモンドミルクのデメリット
* 摂れない・少ない栄養素がある
アーモンドは健康に良い脂質、タンパク質、食物繊維、ビタミンE、マグネシウム、カルシウムなどの栄養素を豊富に含んでいますが、以下の栄養素が不足している可能性があります。これらの栄養素はアーモンドだけでは摂取が難しいため、バランスの取れた食事を心掛けることが重要です。
・ビタミンC
・ビタミンB群
・鉄
・タンパク質の多様性
アーモンドにはタンパク質が含まれていますが、そのアミノ酸組成は完全なものではありません。他のタンパク質源と組み合わせることで、アミノ酸のバランスを整える必要があります。
* 値段が高め
アーモンドミルクは、牛乳や豆乳と同様に腐りやすいものです。飲む頻度によりサイズを選んだ時に、飲みきりサイズは少々価格が高めになる傾向があります。よく飲む人は1000mlなど大きめを選ぶとコスパがいいかもしれません。
* 糖質が多く入っている商品がある
市販のアーモンドミルクには、人工甘味料が含まれた商品が多くあります。 人工甘味料が入っていると飲みやすいですが、それが入っているアーモンドミルクを飲むのはジュースを飲んでいることと同じです。 毎日飲んでいるとカロリーや糖質の摂りすぎで太ったり、中には発がん性の高いものもあり、将来、生活習慣病になるリスクが上がってしまいます。アーモンドミルクを選ぶ時には、できるだけ砂糖不使用のものにしましょう。
アーモンドミルクの飲み方使い方
アーモンドミルクは、牛乳や他の乳製品の代替品として広く利用される植物性飲料です。アーモンドミルクの飲み方と使い方について一般的な方法をご紹介します。
飲み方
⚫︎ 牛乳と同じような乳白色でアーモンドの香ばしさが感じられる風味です。冷蔵庫で冷やし、そのまま飲むだけでなく、フレーバーを加えたり、シリアルやグラノーラと一緒に飲むのもおすすめです。
⚫︎ 電子レンジや鍋で温めても美味しく、温かいコーヒーや紅茶に入れてミルク代わりにすることもできます。
料理に使う
⚫︎ 牛乳の代替品として、同じ植物性ミルクのオーツミルクと比較しても、アーモンドミルクはよりスッキリとした、クセのない飲み心地が特徴です。料理やベーキング・調理にも広く使えます。スープやカレー、シチューなどの料理に加えるほか、パンやケーキ、クッキーなどのレシピにも使用することができます。
⚫︎ スムージーのベース液としても優れています。果物や野菜、プロテインパウダーなどと組み合わせて、栄養豊富なスムージーを作ることができます。
栄養補強
市販のアーモンドミルクには、ビタミンDやカルシウムが添加されているものもあります。また、自家製のアーモンドミルクを作る場合には、バナナやスピルリナ、チアシードなどを加えて栄養価を高めることもできます。
その他の用途
コーヒークリーマー:アーモンドミルクはコーヒーに入れるクリーマーとしても利用されます。普通の牛乳とクリームと比べ、アーモンドミルクはアーモンドの香ばしさとコクがあり、カロリーが低いため、罪悪感なくヘルシーにコーヒーを楽むことができます。ただ低脂質なためよくかき混ぜないと分離する恐れもあるのでよく混ぜるようにしましょう。
まとめ:
栄養価の高いアーモンドミルクの効果的な使い方
アーモンドミルクは、その豊富な栄養価と健康効果から、多くの人々に愛される食材です。アーモンドミルクを作る際には、必ず「おから」のような搾りかすがでます。この搾りかすも無駄にすることなく、効果的に活用することによりSDGsに貢献し余さず栄養を摂取することができます。例えば、搾りかすを加えてスムージーやパンケーキの生地に混ぜることで、食物繊維を豊富に摂取することができます。ローではありませんが、搾りかすを加熱して乾燥させれば、アーモンド粉として利用することができます。アーモンド粉は、焼き菓子やパンなどのお菓子作りに活用できます。アーモンドミルクを使う際には、搾りかすも無駄にせず、その栄養価を十分に引き出して、健康的で美味しい料理を楽しむことも! このようにアーモンドミルクの世界はとても広がりがあり、楽しんで健康美を手に入れることができる "万能フード" なのです。